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本当に国公立大学が正義なの?~地方公立高校のジレンマ~

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国公立大学だからという理由だけで進学先を決めるのは安直だと思う」

今回は上記のテーマで話していきたいと思います。

 

読者の皆さんは今、国公立大学が第一志望でしょうか?私立大学が第一志望でしょうか?はたまた専門学校が第一志望の方もいるかもしれません。

 

正直、今、ご自身が行きたい大学や専門学校があるのであれば、その学校に入学するために全力を尽くしてほしいと思います。本当に目標というのは尊いものです。全力でつかみ取ってください。

 

ただ、もし「なんとなく国公立だから安心」、「経済的負担が軽いから何としても国公立にいくのが正解であると思っている」「私立大学は高いけど、国公立は安い」という理由だけで国公立大学を目指いしている人がいるのであれば是非この記事を読んでほしいと思います。

 

正直、これから私が話すことに対して異論もあると思います。しかし、少しだけ話を聞いてほしいと思います。

 

もしあなたが、東大、京大、東工大、一橋にいきたい。旧帝大に入学したい。

あの国公立大学の教授の授業をうけたい。あのゼミに入ってこんな研究をしたい。

この国公立大学がかっこいい。

昔からこの国公立大学に入学するのが憧れだった。

などと思って入るのであればいいと思います。

本当に素晴らしいことです。

その目標に向かって頑張ってください。

本当に尊い事です。

全力で合格に向けて頑張ってください。心の底から応援してます。

 

ただ、中には「ただ国公立だから」「国公立ならどこでもいい」「親の経済的負担軽減のためにも国公立が正義だ」という理由だけで大学を決めている人がいます

 

かく言う私もそう言った環境にいました。

 

しかし、本当にそうなのでしょうか。

 

たしかに、所謂Fラン私立大学はお金を払う価値もなく、そこで出会える人々のクオリティや環境も劣るためオススメしません。

 

しかし、難関私立大学であれば適当な国公立大学以上に人生の大切な時間を割く価値があると思います。

 

まず第一に、難関私立大学に入学すると、お金持ちに会えます。

難関私立大学には付属中学校や付属高校があるためエスカレーターで入学してきた生粋のお金持ちに会えます。そのため、お金持ちの考え方や文化、遊び方に触れることができ、お金持ちの脳みそをインストールすることができます。

また、一流スポーツ選手にも会えます。

さらに、めちゃくちゃ頭の良い人にも会えますし、とてつもない努力をしてきた人や、面白いことに挑戦している人にも会えます。

そうすることで、お金持ちや天才、一流アスリートの思考に触れることができます。

 

一方で、国公立だからと言う理由だけで決めた地方の公立大学ですと、お金持ちの割合が低くなりがちです。

(もし、それが東京大学京都大学東工大、一橋大、旧帝大ならお金持ちや天才が沢山いると思います。)

また、一流スポーツ選手にはなかなか会えません。(筑波大学鹿屋体育大学などであればスポーツ推薦もあり出会えることもあると思いますが。)

そのため、もし国公立大学であるという理由だけで進学した先が地方の公立大学などであったら、本当に頭の良い人はもっと上の国公立大学に行っているため、天才にも会えなければ、一流アスリートにも会えず、お金持ちにも会える可能性は下がってしまいます。(あくまで可能性なので会える可能性もあります。)

 

また、2020年度から大学の無償化が始まるため、経済的な問題も解消されてきています。

 

私は都内の某有名私立大学(総理大臣やタレント、プロスポーツ選手を輩出しています)に通っていますが、本当にお金持ちや頭の良い人がたくさんいますし、面白いことにチャレンジしている人もいます。そのため、田舎の大学では体験できないことを沢山体験することができました。

 

私は田舎の、所謂地元では1番の公立の自称進学校の出身です。

そこでは、意地でも国公立に行くことを先生から強く勧められ、大学時事に詳しくない生徒は、それが正義だと思い込み国公立信仰が生まれていました。

そのため、いくら難関私立を第一志望にしたいと言っても周りから「それは逃げだ」と言われてしまう始末でした。

そのため、そこでは琉球大学早慶だと、琉球大学の方が国公立という理由だけで優秀であるという考え方が根強く残っていました。

 

しかし、大学卒業を間近に控えた今、本当に自分の目標を明確にし、東京の難関私立に行って良かったと心から思っています。

 

その理由を三つ上げます。

 

一つ目は、挫折を味わえたことです。

私の実家は地元ではある程度裕福な家庭であったと思います。

しかし、都内の私立大学に入ると、桁違いのお金持ちに出会いました。

クラスの同級生には、全世界の誰でも知っているような某有名企業の社長の娘や、テレビでよく見る超有名人の息子などがゴロゴロいました。また、サークルの先輩や同期、後輩にいてっても御曹司や社長令嬢、自身が経営している会社を持っている人など多種多様な人間がいました。

今まで、地元でイキっていた自分が恥ずかしいくらいに根っからのお金持ちに出会いました。

また、スポーツおいても地元ではレギュラーであったものの、大学に入ると、高校時代に全国大会に出場している人々がスポーツ推薦で入学してくるため、自分がいかに甘ちゃんであったかを知ることができます。

そのため、自分はまだまだ大したことのない存在であるという事を認識し、慢心を捨て去ることができました。

 

二つ目は、新しい世界を見ることができたという事です。

これは私立大学に限った事というより、東京の大学に行ってよかったことになりますが、自分の知らない世界を知れたことが二つ目の利点です。

東京には日本全国のみならず、世界各国から高い志を持った学生が集まります。

そのため、多種多様な文化や考え方に触れることができます。

実際、私のクラスには日本全国から上京してきた学生や韓国人の学生、中国人の学生がいましたが、みんな語学が堪能で目標をもって行動している人たちでした。

そのため、普段学校で話をするだけで、「そんな活動をしているのか」「海外の人はそんな考え方なのか」「各地方ではそういう行事がなされているのか」などといったことを沢山自然に吸収することができます。

これは、東京の大学であるが故の経験であるため、地元の田舎の国公立大学に進学していたら経験できなかったことだと思います。(もちろん異論はあると思いますがここでは割愛します。)

 

三つめは、今まで受けたことのない刺激を受けることができるという事です。

東京の難関私立大学にはいると、おもしろいことにチャレンジする人に出会うことができます。

私の友達で、スタートアップの飲食店の創業メンバーとなり、今ではテレビにしょっちゅう出ている有名飲食店の役員になっている人がいます。その人は、経済界の著名人に積極的に会いに行き話を聞き、たくさんの失敗や成功を重ね今の立場を手に入れました。

本当におかしなやつですが、そのようなアイデアと行動力にあふれ人間が沢山いるのが難関私立なのです。

 

以上のような人材がすぐそばにいるのが難関私立です。

 

今一度よく考えてみてください。お金持ちで、有名人の知り合いで(もはや本人が有名人で)、面白い事をしているお金持ちの一流の友達がラインの友達にいるんです。

 

お酒を飲んで、酔っぱらった勢いでラインした結果大きなビジネスになるチャンスがあるのが難関私立大学なのです。

 

誤解を無くすために言いますが、私は国公立大学を一切批判していません。

むしろすごいと思います。5教科7科目を勉強しているのですから。

難易度も高いです。本当に尊いです。

 

ただ、憧れや、目標なしで、ただただ手放しで何も考えず国公立大学であればいいと考えている人に警鐘を鳴らしたいのです。

 

私の高校の同級生で、早慶やマーチ・関関同立に進学したいと考えており、実力も備わっていたけれど、まわりの同調圧力のせいで中途半端に国公立を目指してしまい、不本意な結果に終わってしまった人が沢山います。

 

また、会社の同期でも地方の公立大学出身に人がいるのですが、まったく、東京や社会の事情を知らなかったり、マネーリテラシーがないことを鑑みると、ただ国公立大学というだけで手放しに喜んで入学するのは違うと思います。

 

そのため、一概に国公立だからという理由だけで大学を決めるのは軽率ではないでしょうか?

 

くどいようですが、誤解の無いよう言うと、もしこれを読んでいるあなたが旧帝大東工大、一橋大、東京医科歯科大や他の国公立大学を目指しているのであれば、全力で合格をつかみ取りに行ってください。

本当に尊い事です。がんばってください。僕には成し得なかったことです。

 

ただ、もし「本当に周りが言うように国公立大学でいいのか。」「本当は早慶マーチ、はたまた成成明学日東駒専に進学して色々な人に出会いたい」「意地でも国公立ではなく、戦略的に都会の難関私立に行きたい」と思っている人がこの記事を見て、何か感じてくれるのであれば幸いです。